中畑清氏 元阪神キーオ氏の訃報に驚き「彼のことを思い出して話をしたばかり」

 野球評論家・中畑清氏が3日のテレビ東京系「スポーツウォッチャー」にリモート出演。前夜、現役時代に対戦し苦手と名前を挙げた阪神のマット・キーオ氏の訃報に驚きを隠せなかった。

 番組の終盤でキーオ氏の訃報が伝えられると「彼のことを思い出して話をしたばかり。訃報を聞いて驚いた」と話した。前夜「バッターの顔に向かってくるわけよ。思わず逃げたが、ブレーキが良く、見送ったボールがストライク。こんなバッターは使えませんよということで翌日から、私は先発を外れました。彼のおかげで現役が短くなりました」と笑わせていたが、この日は笑顔なし。

 キーオ氏は1日(日本時間2日)に死去した、と大リーグ公式サイトが2日(同3日)、伝えた。64歳だった。87年から90年まで背番号4をつけて阪神でプレーし、先発の柱として3年連続2桁勝利を挙げるなど、4シーズンで通算45勝44敗、防御率3・73の成績を残した。

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