巨人・菅野「壁当てで基礎できた」球児たちに超一流の極意明かす 

 巨人・菅野智之投手(30)と炭谷銀仁朗捕手(32)が5日、巨人軍公式インスタグラム上の企画「インスタライブQ&A」の第6弾に登場。菅野はプロ野球選手を夢見る少年少女たちに、超一流の極意を明かした。

 幼い頃の憧れは仮面ライダー。しかし、野球を始めて以来「絶対(プロに)なれるものだと思っていた。他の夢を考えることはなかった」と歩むべき一本道を発見したという。自宅近くの公園で一人、壁当てに明け暮れた。

 「壁がすごく小さくて。そこに当てないと奥の森にボールを取りに行かないといけなかったので、自然とそこに当てようと思ったらそういうフォームになった。基礎ができた」

 右腕は登板日の独自調整法も語った。昨年から試合前の全体練習でキャッチボールをせず、あまり体も動かさない。「気持ちよりも体が第一優先」と験担ぎ的な要素を含む特別なルーティンはなく、日々の状態に合わせてメニューを変える。

 私生活では小麦の主成分グルテンを取らない食事法「グルテンフリー」を実践中。体重増加を抑え、日中の倦怠(けんたい)感もなくなり、快眠効果も実感しているという。「こどもの日」に明かした幼き日の練習や自身のこだわり。菅野はライブ動画を通じ、コロナ禍で苦しむ球児たちを激励した。

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