【きょうは何の日】97年、スゴ過ぎ西武打線…当時のプロ新29安打、毎回21得点
「ダイエー0-21西武」(1997年5月7日、福岡ドーム)
当時のプロ野球記録を塗り替える1試合29安打、通算6度目となる毎回の21得点。毎回安打、先発全員安打、全員得点。ただただ西武打線がスゴかった。
ちなみにスタメンはこんな感じ。
(6)松井稼頭央
(8)大友進
(3)金村義明
(5)鈴木 健
(D)ドミンゴ・マルティネス
(9)佐々木誠
(7)垣内哲也
(2)伊東 勤
(4)奈良原浩
(P)豊田 清
初回先頭の松井が遊撃内野安打からスタートした猛打ショーは3時間7分、ひたすら西武打線が打ちまくった。というのもダイエーは豊田の前に2安打完封負け。
ダイエー・王貞治監督は「フリーバッティングでもああは打たれないぞ。これでも1敗だろ。3敗の価値はあるぞ」とオーバーヒート気味のコメントを残した。
西武・東尾修監督は「こりゃ明日何が起こるか分からないな。怖さとうれしさ両方だよ」と興奮気味だった。
西武はこの勝利で首位に立った。この年は2位・オリックスに5ゲーム差を付け3年ぶりの優勝を果たした。