中日・根尾“ハンマートレ” 立石コーチ発案、バットの出し方の訓練
中日・根尾昂内野手(20)が、自主トレ期間中に“ハンマートレ”を行っていることが8日、明らかになった。立石2軍野手総合コーチの発案により、バットほどの長さでヘッド部分の重さが約3キロのハンマーを使い、バットの出し方のトレーニングをしているという。
「昔のやり方だけどね。脇を締めてハンマーをインサイド、アウトサイドに出す訓練。勝手にアウトコース、インコースにバットが出るようにね」と明かした同コーチ。ボールにぶつけるようなイメージでハンマーのヘッドを出すという。
これまで下半身サポート器具の「ベロプロ」を装着しての打撃練習も行ってきた。軸足とは逆の脚に器具を付けた練習を発案した同コーチの練習方法に根尾も「これいいですね」と意欲的だという。
「練習の内容がよくなってきている」と立石コーチ。いろんな練習からヒントを探りながら、1軍昇格へのきっかけをつかむ。