巨人・菅野 ブルペンで変化球チェック スライダー手応え
巨人・菅野智之投手(30)が8日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた個人練習でブルペン入りし、変化球の精度を確認した。
前日は立ち投げで26球を投じたエース。この日はブルペンに一番乗りし、捕手を座らせ44球。これまでよりも変化球の割合を多めに投じ「カットボールはいまいちでしたけど、スライダーはよかった」と感触を確かめた。
3年連続6度目の開幕投手が決定しているエース。開幕日はまだ見えないが、一つ一つ投球の確認事項をこなし、ペースを上げてきている。「やることは変わらない。今できることをやる。その上で開幕が決まれば、そこに合わせて準備していくだけ」と話していた菅野。状態を落とさないように心がけトレーニングに励んでいる。
投球練習を視察した三沢投手コーチは「個人練習の中で体調をキープしながら、状態は上がってきている印象だね」と順調な調整ぶりに目を細めた。