日本ハム・中田 野球する姿見てもらうことが「一番の親孝行」
日本ハムの中田翔内野手(31)が9日、札幌市内でオンライン取材に応じ、10日の「母の日」を前に感謝の思いを口にした。「今の自分があるのは母親のおかげでもある」と野球人生を支えてくれた大切な人との思い出を振り返った。
リトルリーグ時代には弁当の支度、練習や試合の送迎をしてくれた母。大阪桐蔭に進学後も実家がある広島から車で約4時間かけ、週に2~3回は応援などに駆けつけてくれた。「大変だったと思う。感謝しきれない」と当時の苦労を推し量った。
日本ハムでは世の中のお母さんへの感謝を込め、選手がフラワーアレンジメントに挑戦。その様子は10日午前10時に球団SNSで動画配信される。中田は「われながらセンスはあった。ベビーフェースだし、花は似合うと思う」と“中田節”を織り交ぜPRした。
直接会うことはかなわないが、自身も3人の子の父となり、親心も分かっている。「ハツラツと楽しそうに野球をするのをテレビ越しでも見てもらう。それが一番の親孝行」と開幕の日を心待ちにした。