楽天の鈴木大地内野手は11日、新型コロナウイルスの影響で調整が遅れている現状に不安な心境を吐露した。8日から球場での自主練習が認められたが、3月30日から1カ月以上、球団施設は閉鎖されていた。練習を行った楽天生命パーク宮城でオンライン取材に応じ「正直、体的にはキャンプ前に近く、オフ期間のような感じ」と話した。
他球団が球場で練習を行っているのを横目に見て焦りはあったが、次第に気持ちを切り替えたという。ロッテから移籍1年目の今季に向けて「今、けがをしたら終わり。いきなり階段を飛び越すことはできない。段階を踏みながらやっていく」と静かに意気込んだ。