阪神は5選手出場 新人選手のオープン戦・巨人、DeNA、阪神編

 プロ野球は新型コロナ感染拡大の影響で開幕を延期している。6月開幕を目指す中、セ・リーグ6球団の新人選手のオープン戦成績を振り返る。今回は巨人、DeNA、阪神の3球団。選手名の下のカッコ内はドラフト順位・出身。

 【巨人】

 出場選手なし

 巨人の新人選手は育成も含め8人。内訳は高卒=5人、社会人&独立リーグ出身=3人。ドラフト1位の堀田賢慎投手(青森山田)は1月に右肘の炎症を訴え、トミー・ジョン手術を受けた。今季はリハビリに専念する方向。

 【DeNA】

 坂本裕哉投手(2位・立命大) 2試合1敗、防御率3・86(7回3失点)

 伊勢大夢投手(3位・明大)2試合で勝敗なし、防御率0・00(2回無失点)

 【阪神】

 井上広大外野手(2位・履正社) 2試合、打率・333、1打点(3打数1安打)。

 遠藤成内野手(4位・東海大相模) 2試合、打率・000(2打数0安打)

 藤田健斗捕手(5位・中京学院大中京) 1試合、打率・000(1打数0安打)

 小川一平投手(6位・東海大九州) 2試合で勝敗なし、防御率0・00(2回無失点)

 小野寺暖外野手(育成1・大商大) 1試合、打率・250(4打数1安打)

  ◇  ◇

 阪神は最も多い5選手で、12球団では日本ハムの9選手に次いで2番目。井上は3月8日・巨人戦(甲子園)の八回に左越え適時二塁打を放ち打撃をアピールした。井上ら高卒3選手は貴重な経験を積んだといえる。

 巨人は出場選手なし。太田龍投手(2位・JR東日本)はコンディション不良で調整が遅れた。巨人新人選手のオープン戦出場がなかったのは09年以来、11年ぶりだった。

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