楽天・鈴木大「焦りあった」活動休止期間中の心境吐露
楽天・鈴木大地内野手(30)が11日、楽天生命パーク宮城で自主練習後にオンライン取材に応じ、チームが活動休止期間中の苦境を乗り越えてきた心境を明かした。
新型コロナウイルスの感染拡大により3月30日からチームは活動休止。この期間、鈴木大は「野球ができないことや他のチームが練習している情報も入ってきて、そういう焦りはもちろんあった」と率直に語った。
それでも「一番大事なのは命。野球をやりたい気持ちは常に持っていたが、大事なのはそこじゃない」と活動自粛の意図を理解しながら、我慢の時を過ごしてきたという。この日はフリー打撃なども行ったが「正直、体的にはキャンプ前に近い感じにはなっている」とし、「やれることをやっていきたい」と話した鈴木大。新型コロナ禍が続く中で「(自主練習を)再開して気持ちがいいが、(感染予防を)変えずにやっていくことが大事」とウイルスに打ち勝つ強い決意も示した。