楽天・松井、WBC延期に「力をつける期間ができた」
楽天・松井裕樹投手(24)が12日、楽天生命パーク宮城での自主練習後、オンライン取材に応じた。
この日はキャッチボールやウエートで汗を流した松井。前日にはブルペンで捕手を立たせて20球、捕手を座らせて5球を投じてマウンドの傾斜の感覚を確かめたという。
久々のブルペンに「改めて傾斜を使って投げるのは難しいなと思った。キャッチボール自体はやっていたが、傾斜から投げることでタイミングが変わる。(フォームの中で)時間の使い方が変わるので、もう少し粘りを出していかないといけないなと感じた」と感想を口にしていた。
また、21年に開催予定だったWBCが延期となり、23年開催の方向となったことに「国際大会では思うような投球ができていなくて、そこでしっかり自分の力を出せるようになりたいと思っている。延びたことに関しては、その分、力を付ける期間ができたと考えられる」と前向きに話していた。