明徳義塾・馬淵監督「祈るしかないです、僕らは」夏の甲子園中止検討報道に
第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕予定・甲子園)が開催中止の方向で検討されている報道を受け、明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督(64)が15日、デイリースポーツの取材に応じ「高野連の発表が正式にない中では、今やれることをやっておこう、ということです」と語った。
新型コロナウイルスに関して「人の命がかかっている」と、現状の厳しさは認識している。一方で「3年間一緒に汗を流し、監督としてはできるものならやらせてあげたい、というのは(全国)3700校の監督は皆、思っているんじゃないですかね。祈るしかないです、僕らは」と、教え子たちへの親心ものぞかせた。同校は中止された今春のセンバツに出場予定だった。