オリックス ブーマー&門田「ハイタッチの悲劇」真相を岩本勉氏が解説
野球評論家の岩本勉氏(49)が16日放送のカンテレのスポーツ番組「こやぶるSPORTS」に出演。プロ野球史に残る珍場面「オリックスハイタッチの悲劇」の裏話を明かした。
小籔千豊がMC、本田望結がアシスタントを務める同番組では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今季のセ・パ交流戦が中止となったことを受け「オリたちを忘れるな!」と題してオリックスの名・珍場面を特集。珍場面として89年9月25日、西宮球場でのダイエー戦での「ハイタッチの悲劇」が紹介された。
この試合の三回に左翼線に31号ソロを放ち生還する門田博光外野手に対し、次打者のブーマー・ウェルズ内野手がホームベース付近で、笑顔でハイタッチ。しかし次の瞬間、門田は顔をゆがめてうずくまる。なんとハイタッチで右肩を脱臼してしまうという“悲劇”が起こった。試合は1-9で大敗し、門田は8試合を負傷離脱することとなった。
岩本氏は「ブーマーは滑り止め(スプレー)を誰よりも付けるんです。それでお互いのバッティンググローブがへばり付いて、持っていかれた。それが真相なんですよ」と解説した。番組では身長2メートルのブーマーと170センチの門田氏では30センチの身長差があり、衝撃が大きかったことなども紹介した。