高野連に甲子園開催を求める署名 1万1058人分 中止正式決定前に届く
アスリートを目指す中学生らをサポートする「アスリートワークス社」の徳丸博之代表が19日、大阪市内の日本高野連を訪問。15日から開始したという今夏の甲子園開催を求める署名を届けた。署名数は午後2時の段階で、1万1058人にものぼっていた。
夏の甲子園中止の方向性が明るみになった15日から、活動をスタート。「(主催者が)決定されるのは、その意見で尊重するべきだと思いますし、ただそういう(甲子園開催への)思いがある方々の声を届けるということで、いてもたってもいられなかったから、というのがきっかけなので」と、署名活動を開始したきっかけを明かした。
徳丸氏は元々高校球児であり、今は中学生に野球を教えている。夏の甲子園は中止の方向で検討されており、20日の運営委員会で正式に決まる見込みとなっており、厳しい状況には変わりない。ただ、徳丸氏は「どうやっても、ではなく、一つの思いを伝えた上で、ご判断いただきたいなと思いました」と話していた。