日本ハム・斎藤佑「本当につらい」高校球児にメッセージ「今の気持ちを一生大事に」
日本ハムの斎藤佑樹投手(31)が21日、千葉・鎌ケ谷でのグループ練習後にオンライン取材に応じ、夏の甲子園大会が中止となった高校球児に「次へ進むために今の気持ちを一生、大事にしてほしい」とメッセージを送った。
早実のエースとして2006年夏の甲子園で優勝。「ハンカチ王子」として一躍時の人になった。「試合ができないことはすごくつらいと思う」。球児の心中を察し、日本高野連の決断も「とても大変だったと思います」と語った。
高校時代の3年間は「仲間が一緒にいてくれて良かったという思いが強い」と振り返った。チームメートの絆は大切にしてほしいと願っており、「一致団結して、アマチュアスポーツをより一層いい方向に持っていけるよう尽力してほしい」と呼び掛けた。