球児に夏の舞台を 千葉は8月に独自大会開催目指す方針 実施なら公式戦扱い

 千葉県高野連は22日、千葉市内で臨時理事会を開いて中止となった今夏の第102回全国高校野球選手権千葉大会に代わる同県独自の大会を開く方向性を固めた。同連盟・渡辺範夫会長は「8月に可能な範囲で、何らかの大会を開催したい」と説明。実施した場合は公式戦と扱い、公式記録として残すことも明言した。

 春夏の甲子園の機会を失った千葉の球児たちへ、形あるものを残せるように模索していく。20日の日本高野連の判断を受け、千葉県高野連も迅速に協議。新型コロナウイルスによる影響を注視しながら、全国大会中止で空いた日程に代替となる機会を設けるという方針を掲げた。

 加盟校の部活動再開を前提とし、今後は会場確保に取り組む。大会方式や日程などの詳細は、日本高野連からのガイドラインを参考に6月7日の理事会で話し合う予定。8月20日からは秋季大会予選も控える中、渡辺会長は「一つの集大成としてほしい」と今年に入ってから公式戦を経験できていない3年生のため準備を進める。

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