ヤクルト・高津監督 緊急事態宣言解除に安ど「すばらしい野球できるよう準備」
ヤクルトの高津臣吾監督(51)が25日、緊急事態宣言の解除に胸をなで下ろした。球団を通じ「国民の皆さまのしっかりとした意識の結果がこの解除につながったのだと思います」とコメント。本拠地・神宮が東京、2軍施設が埼玉県内だけに、心から喜びを感じている様子だった。
開幕日も決まった。チームはすでに練習を再開しているが、「われわれもプロ野球の開幕が6月19日に決定し、すばらしい野球ができるよう準備している段階です」と指揮官の言葉にも力がこもる。
今後は開幕へ向け、練習も本格化する。この日、松元打撃コーチは山田哲、青木ら主力には「無理する必要はない。実戦感覚だけ取り戻せばいい」と調整を任せる方針を示したが、ゆっくりしている時間はない。最下位からの巻き返しへ、高津新体制の燕軍団が動き出す。