プロ野球 有観客試合で“広島モデル”参考に
日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、無観客から有観客に切り替えて試合を行う場合、すでに観客を入れて練習を行っている広島の方式が参考になり得るという認識を示した。
広島は21日から、抽選の形で若干名ながら観客を入れる施策を行っている。広島球団からは保健所職員の立ち会いのもと、今後の有観客での試合開催における注意点を確認していったという報告を受けているといい、「そのあたりがまとまりましたら、こちらや残り11球団とも情報を共有させていただければ、だいぶ参考になるかなと思う」と話した。
また、25日に政府がプロスポーツの観客数などの制限を段階的に緩和する指針を発表したことを受け「政府の指針に従い、自治体の了解を得て取り組む」と述べた。政府指針では当初は無観客とし、7月10日からは5000人か収容人数の半分の少ない方、8月1日からは収容人数の半分が観客数の上限の目安とされている。