高校野球 島根、茨城、三重も独自大会開催へ
島根県高野連は26日、出雲市内で理事会を開き、中止となった第102回全国高校野球選手権島根大会の代替として、独自大会の実施を発表した。7月17日~8月4日の期間で、土日や祝日を中心に無観客開催を原則とする。県を3つに分けての地区予選を採用。本大会は16校で争われ、開会式は開催しない。
茨城県高野連もこの日、水戸市内で臨時理事会を開いて代替大会の無観客開催方針を固めた。新型コロナウイルス感染防止へ県を4つに分けた地区大会を実施し、16~24校が本戦へ進む規模縮小を検討。日程案として7月11、12、18、19日に地区予選、23~26日と8月1、2日に地区代表によるトーナメントを予定している。
無観客の定義など詳細は日本高野連のガイドラインに沿って6月9日に再協議するが、同連盟の塚本敏雄会長(60)は「3年生にどうにか一つの区切りを」と、メンバーを部員登録選手から試合ごとに変更できる方向で進める。従来20人のベンチ入り枠の撤廃も示唆。また、三重県高野連も独自大会の無観客での運営を決定した。