関大野球部が「少しでも力になれれば」高校球児への応援メッセージ企画始動
関大硬式野球部は27日、今夏の甲子園大会が中止になったことを受け、全国の高校球児に向けた応援メッセージ動画「大学生の私たちが今、伝えられること」を配信すると決めた。
配信はすでに開始しており、期間は5月24日~31日までを予定。野球部員が同校の公式ホームページや公式インスタグラムで、毎日1件更新していく。
この企画は、部員たちが「自分たちに今、できることはないか」と意見を出し合い、始動した。「少しでも肩を落とす球児たちの力になれれば」という思いが込められている。
築山雄介選手(4年・塔南)は「甲子園で野球することを目指していた選手の皆さんにとって、今回の中止は想像を絶するほどのショックだと思います。けれど、人生には納得できなくても受け止めなければいけない現実をあります。下ばかり見ていてもチャンスは訪れません。高校野球で培ったことはこれからの人生で必ず役に立ちます。今まで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、少しずつでも前を向いて新たな目標に向かって頑張っていきましょう」と熱いエールを送った。