代替大会開催支援で8億円計上 甲子園、インターハイなど中止で
スポーツ庁は2020年度第2次補正予算案で、全国高校野球選手権大会(甲子園)や全国高校総合体育大会(インターハイ)などの中止を受け、各自治体レベルで開催が検討されている代替の地方大会に関し、開催支援で8億円を計上した。
会場経費や新型コロナウイルス感染防止に向けた費用などを対象に補助。高校生の大会は上限1000万円で都道府県を支援する。インターハイや甲子園大会は予選の地方大会を含め、スポーツ推薦での進学、進路を希望する生徒にとって重要な意味を持つ。
萩生田光一文部科学相はこれまでに「進路選択の可能性を広げる観点からも何らかの大会の開催は有意義」と代替大会を促していた。同じく中止となった全国中学校体育大会の代替大会も支援する。