DeNA・ラミレス監督 リスク管理「先発は開幕まで7、80%くらいまで」

 「DeNA紅白戦、紅組1-6白組」(28日・横浜)

 DeNAは28日、チーム練習再開後、初の紅白戦を行った。アレックス・ラミレス監督(45)は先発投手陣の仕上がりに手応えを示しつつ、開幕までに100%の状態にする必要はないとの考えを口にした。

 上茶谷、浜口、平良が2回を無失点に抑える投球。一方で危惧するのはケガだ。だからこそ「先発投手に関しては開幕まで70から80%くらいまで上げて、5から6イニングを投げられるくらいになれれば」と完璧な仕上がりは求めない。

 元々リリーフ陣の力に信頼を寄せており、小刻みな継投戦略を多く用いてきた指揮官。調整期間が短く、焦ってケガをするよりも、あえて徐々に状態を上げていく方がいいと判断した。「アドレナリンも出て、みんなシーズンに入るんだという気持ちになっている。一日一日いい準備をしていきたい」と意気込んだラミレス監督。リスク管理を徹底し、故障離脱者ゼロを目指していく。

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