ソフトバンク・王会長「2020型の野球楽しみ」開幕へ声弾ませる
ソフトバンクの王貞治球団会長(80)が29日、開幕が6月19日に決まった今シーズンに向けた心境を語った。ペイペイドームで1軍練習視察後、オンライン取材に対応した。
「選手たちの調整にも力が入ってきてペースが上がっている。日に日に変わっていく選手の表情や調子を見て、2020年型の野球を楽しみにしています」と、声を弾ませた。
3年ぶりのリーグV、4年連続の日本一を目指す戦いが始まるが、王会長も「想像もしたことのない状況になっていて戸惑いもあると思う」と選手らを思いやる一方、「ただ、われわれはプロですから。与えられた条件でどう戦いを進め、勝利をもぎとっていくか」と選手たちの底力に期待した。
頂点に立つためのポイントは、試合数が少ないことから「スタートダッシュは大事になるだろう」と強調。また過密日程となることも明白で「そこに向けての備えが大事」とスタミナ面も重視。王会長の表情もいよいよ本番近し、をうかがわせた。