オリックス・吉田正、鷹狩り誓った 逆転2点二塁打「いい状態」
「オリックス紅白戦、白組4-1紅組」(30日、京セラドーム大阪)
オリックス・吉田正が打倒ソフトバンクを誓った。紅白戦では1点を追う三回1死満塁で魅せた。ヒギンスの内角低め147キロを強振し、右翼フェンス直撃の逆転2点二塁打。初回にも右中間二塁打を放った。守っても四回2死二塁の場面、左前打で本塁を狙った小島を刺すなど、好調ぶりをアピールした。
「いい状態に上がってきている。甘い球がなかなか来ない中で1球で仕留められたら打率も上がってくると思いますから。守備でも貢献できればいい」
紅白戦4試合で10打数4安打3打点。仕上がりの良さから心は6月2日からの練習試合へと向いている。
「練習とはいえ、勝ちにこだわりたい。ソフトバンクともやりますから。いい印象付けられるように勝ちにこだわっていきたい」
何度も繰り返した“勝ち”。特に6試合が予定されているソフトバンク戦に照準を合わせる。6年連続カード負け越しを喫した難敵。このチームを倒さねば上にはいけない。今年は違うというところを自らのバットで示すつもりだ。