東京都高野連 トーナメント方式の独自大会開催を発表 東西で7・18に開幕へ
東京都高野連は1日、都内で臨時理事会を開いて今夏に公式戦として「2020年夏季東西東京都高校野球大会」を開催することを発表した。同連盟・武井克時専務理事(70)は「高校野球の原点はトーナメントでありますので」と従来通りの方式で7月18日に開幕予定。8月中旬までに決勝の実施を目指していく。
同連盟は夏の甲子園中止決定前から独自大会運営の方針を示しており、5月25日には今夏の東西東京大会を当初の7月4日から同11日へと開幕を遅らせるといった暫定スケジュールを決めていた。都教委による都立高校再開についてのガイドラインに沿うと、クラブ活動再開は今月15日。授業時間の確保を優先すれば数十分程度しか練習できない状況を考慮し、再び日程をずらした。
ベンチ入り枠は従来通り20人とするが、選手の入れ替えを可能にするかは今後検討していく。部員や保護者、プロ野球スカウトの入場を許可するといった無観客の定義も再び協議していく。緊急事態宣言が再び発令されれば、その時点で中止を決める方向だ。