「練習試合、ヤクルト－中日」（２日、神宮球場）

　待ち焦がれた“球春”へ。ヤクルトは６・１９へ向けた、勝利へのデモンストレーションにしたい。

　亜大“対決”でもある。先輩の中日・与田監督ＶＳ後輩のヤクルト・高津監督。今年１月に、高津監督は「亜大に入ったときの部屋長（同部屋の先輩）が与田さんでした。そのときの１年、４年の関係は、今は６位と５位の関係になっています。何とか部屋長をまたいで、Ａクラスに入れるように…優勝できるように頑張っていきたい」と意気込んでいた。この日の試合前練習には、少し談笑する姿も見られた。だが最下位からの巻き返しへ、シーズンは無礼講だ。

　開幕戦も中日と対決する。ファンも、選手も、指揮官も待ち焦がれた約２週間後に迫るオープニングゲームへ勢いをつけたいところだ。理想の打順に掲げる２番には山田哲を据え、３番に青木、４番には若き大砲・村上が座った。

　中日の先発は柳。試合は午後１時開始の予定。スタメンは以下の通り。

　【中　日】

　１番・中堅　大島

　２番・ＤＨ　アルモンテ

　３番・左翼　福田

　４番・一塁　ビシエド

　５番・三塁　高橋

　６番・二塁　阿部

　７番・右翼　平田

　８番・捕手　郡司

　９番・遊撃　京田

　　　　投手　柳

　【ヤクルト】

　１番・一塁　坂口

　２番・二塁　山田哲

　３番・ＤＨ　青木

　４番・三塁　村上

　５番・中堅　塩見

　６番・右翼　雄平

　７番・遊撃　エスコバー

　８番・捕手　中村

　９番・左翼　山崎

　　　　投手　イノーア