NPB「開幕に影響なし」巨人コロナで見解 練習試合の日程変更もなし
巨人は3日、坂本勇人内野手(31)、大城卓三捕手(27)が新型コロナウイルスの感染有無を調べるPCR検査で陽性と判定されたことを発表した。巨人の発表後に、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が対応。19日の開幕について、影響がないという見解を示した。
冒頭「CT値が低く、IgG抗体はあるということなので、かなり早期にグラウンドで素晴らしいプレーを見せてくれるのではないか」と話した同事務局長。「今回の検査結果の内容を専門家の先生方にお伺いしても、特に開幕に影響ないというふうに現時点では考えております」とした。
両選手ともに「微陽性」で、回復を示すIgG抗体を持っていることから、巨人が陰性確認後の早期復帰の方針を示したことには「巨人さんの判断でよろしいかと思います」と追認。今後の練習試合の日程についても「現時点では変更点はございません」と予定通り行う方向性を示した。
球団独自に実施した検査で判明した、選手の感染の事実。全選手の抗体検査を含む、今後の実施体制については「方法論として12球団それぞれやるという方法もあると思うが、唾液のPCR検査も認可されて状況は変わってきた。その状況に合わせて、どういう検査をすればいいのかを研究しているところです」と話すにとどめた。