オリックス・アルバース復活3回6K無失点「手応えある」

 「練習試合、オリックス5-10ソフトバンク」(3日、京セラドーム大阪)

 オリックス・アルバース先生が帰ってきた。先発で3回2安打無失点、6奪三振の力投で開幕ローテ入りを強烈にアピールした。

 初回から全開だった。1死一塁から柳田をスライダー、バレンティンは140キロで空振り三振に斬った。二回以降もテンポ良くストライクを投げ込むスタイルで鷹打線を封じ込めた。

 一昨年から悩まされてきた腰痛。昨年11月に米国で腰椎の骨片除去手術を受けた。母国カナダのセラピストの助言を基に、腰に負担の掛からない投球フォームへ改造した。

 「真っすぐが伸びていた。打者が振り遅れていたり、ファウルにしていたりしていたので、手応えはある。確認したいことはできた。先発する準備はできている」

 前日には胃腸炎のため練習を欠席。それでも先発を志願。ローテを勝ち取るためだった。そんな助っ投に西村監督は「良かった。ローテに入ってくるとすごく大きい。いいときに近づいてきている」と絶賛。2年前には6月までに9勝を挙げた左腕が復活する。

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