大学野球26連盟の春季リーグ戦対応が出そろう 開催予定は東京六大学野球など3連盟
広島六大学野球連盟は5日、今春リーグ戦の中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、加盟校の多くが依然として課外活動を再開できていないため。これで全国26連盟の春季リーグ戦の対応が出そろった。
春季リーグ戦開催を予定しているのは8月中旬開催を目指す東京六大学野球連盟や8月9日開幕へ向けて協議を続けている関西学生野球連盟、7月3日開幕を模索する関西六大学野球連盟の3リーグとなった。
5月13日に春の公式戦実施へ準備を進めていくことを明かした東京六大学野球連盟・内藤雅之事務局長は「26連盟の中でも、こういう形だったらできますよということの代表になるようなことも踏まえて考えています」と説明していた。いずれも夏場に1試合総当たり制へと大会方式を変更し、リーグ戦運営を考えている。
開催を断念した23連盟の中でも代替試合を設ける動きがある。関甲新学生野球連盟は8月にトーナメントでのエキシビジョン、東海地区大学野球連盟の静岡県リーグと三重県リーグも7月中にトーナメント戦を予定。北海道学生野球連盟を含む8地区が代替となる舞台を検討中としている。