大阪、山口で代替開催決定 無観客で7・18開幕 吉村知事「感謝」

 大阪府高野連は6日、大阪市内で会見を行い、新型コロナウイルスの影響で中止となった選手権大会に代わる「令和2年大阪府高校野球大会」の開催を発表した。無観客のトーナメント方式で7月18日から8月10日まで開催。球場は大阪府の7球場で甲子園の使用はないものの、球児はもちろん、独自開催を望んだ大阪府の吉村知事も喜ぶ結果となった。

 未定の部分もあるが、30人の選手登録とベンチ入りは20人に決定。ここまで大阪府や行政からの要請はあったかという問いに、同高野連・伊原理事長は「要請とかではなく話し合いの場はありました」と振り返り、部活動再開の時期などの確認の話し合いは行っていたという。

 ただ、吉村知事と話す機会があったかどうかについては「よく聞かれますがそれはありません」と否定。直接の話し合いこそなかったが、同高野連の代替大会開催発表後、吉村知事は自身のツイッターで「府高野連に感謝です。なんとか大阪大会は実現できました」などと喜びの思いを投稿した。

 今後はイニング数などの細部を決める会議を行い、7月3日に連盟役員による代理抽選を行う予定だ。また、この日は山口県高野連も独自大会開催を決定。群馬県県高野連は独自大会開催を検討していく意向を発表した。

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