日本ハム・栗山監督、3タコ清宮に「ワクワクしない」 好調の野村には「ワクワク」

 「練習試合、DeNA4-0日本ハム」(7日、横浜スタジアム)

 日本ハム・栗山監督からは思わず嘆き節が漏れた。開幕後の過密日程を見据え、主力温存のため若手主体のオーダーを組んだ日本ハムは清宮が「4番・一塁」でスタメン出場するも、3打数無安打に終わった。

 代わって気を吐いたのが清宮より1学年下の野村だ。4日のロッテ戦では本塁打、この日も四回の打席で桜井から中前打を放った。栗山監督は「ワクワクする。結果を残して、はい上がろうという魂をすごく感じる」と満足そうにうなずいた。

 一方清宮については、「何なんだろうね、(清宮)幸太郎のワクワクしなくなっちゃった感じは…。打球が寂しいのよ」とポツリ。練習試合再開後は、6試合で11打数1安打と持ち味の打力が鳴りを潜めている。

 もちろん「本人も考えてやっていると思うので」と信頼もしているが、何よりも求めるのが野村のように必死な姿勢だ。「1軍の指導者が『こいつを絶対使いましょうよ』って言わせるのが大事。自分の良さをひたむきに出すというね」と背番号21の奮起を期待した。

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