プロ野球、開幕前に全球団のPCR検査実施へ 月に1度の定期検査も

 プロ野球は8日、感染拡大に連携して対応するためサッカーのJリーグと合同で設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第9回会議をオンラインで開いた。

 3日に巨人の坂本、大城両選手がPCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明したが、斉藤コミッショナーは「開幕については問題ありません。今後も感染防止に取り組んでいきたい。検査の態勢を整えて、試合に臨んでいきたい」と開幕には影響がないとした。

 感染症の専門家チームの提言を受け、6月19日の開幕を前に全球団の監督、選手、スタッフ全員を対象に、だ液によるPCR検査を行うことを明言。また、その後も定期検査を行い、月1度のPCR検査を実施するという。

 Jリーグではすでに2週間に1度の検査を行うとしているが、プロ野球の場合はサッカーより肉体的な接触が少ないとして、頻度が低くなったという。

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