京都府高野連が代替大会開催を発表 7月11日開幕目標「安全面を第一に」
京都府高野連は8日、京都市内で会見を行い、選手権大会中止に伴う独自の代替大会を「令和2年度夏季京都府高校野球ブロック大会」といった名称で開催することを発表した。未定の部分を残すものの、日程は7月11日からの開幕を目指し、7月26日までの平日を除く8日間。予備日は8月1、2日となるが、降雨などでそこまでに予定試合の消化ができなければ、その時点で打ち切りとなる方向。今後の部活動再開状況などの情勢次第では7月18日開幕となる可能性もある。
使用球場はわかさスタジアム京都など4球場。試合方式は8ブロックによるトーナメント方式ということになるため、参加全校の1位を決める大会ではなく、8ブロックそれぞれの1位を決める形となる。ただ、開幕が7月18日となれば16ブロック方式となる方向だ。試合に関しては7イニング制で、5回10点差以上のコールドゲームを適用し、タイブレークは八回から採用される。原則、無観客試合となるが、今後当該チームの部員や保護者の観戦に関しては検討される。
京都高野連・米川理事長は、7イニング制に関して「練習の不足からくる選手の健康や安全面を第一に」と説明。「選手が一生懸命がんばれるような大会ができれば」と話し、今後は状況を見ながら再度会議を開き、詳細を詰めていく形となる。