ロッテ 「ベンツ」のロゴ入り球をZOZO1軍公式戦で使用 井口監督の愛車が縁
ロッテが今季、「メルセデス・ベンツ日本株式会社」の企業ロゴが刻印された統一試合球を、ZOZOマリンスタジアムでの主催1軍公式戦で使用することが8日、分かった。
球団初の試みだ。シーズンを通して使用する試合球は、直径約9ミリのベンツマーク入り。11年の統一球導入後、当時の加藤良三コミッショナーのサインが刻印されたことはあったが、企業ロゴとなると珍しい。
パ・リーグのアグリーメントには、統一試合球への「スポンサー名(商品名含む)の捺印、印刷」などについて「都度実行委員会に上程し、諮ることとする」とあり、ロゴマークの大きさは「縦1センチ、横3・5センチ以内」で既に承認を受けている。
井口監督がプロ1年目から20年以上、ベンツを愛車にしてきた縁もあって実現した。メルセデス・ベンツ社は17年から試合協賛を行っており、担当者は「これまで以上に親しんでいただければ」とコメントした。
新たな取り組みをして挑む今季。「大変光栄に思います」と井口監督。「ベンツは自分の身体の一部のように感じるほどの操縦性の良さがあります。世界に誇る自動車のように勝ち抜き、プロ野球の頂点に立ちたい」との決意を示した。