今秋ドラフト候補の慶大・木沢 2カ月自粛影響なし154キロ!

 東京六大学野球リーグの慶大が8日、横浜市内の同大学グラウンドで活動を再開した。今秋ドラフト上位候補の木沢尚文投手(4年・慶応)は早速ブルペン入り。88球を投げてMAXにあと1キロに迫る154キロを計測するなど、約2カ月の自粛期間の影響を感じさせない投球を披露した。

 腕を振ると、自然と声が出る。力感がこもった証拠だ。この日は右打席に打者を立たせて、80球目以降にも150キロ超え。「投げる体力が少しずつ付いてきた。実戦に入れる状態にはもうあります」と力を込めた。

 コロナ禍も最速155キロ右腕は成長につなげた。河川敷などで個人調整。工夫して傾斜もつけながら感覚を養った。「おしりの辺りを意識して体重移動する」と投球フォームも修正し、手応えをつかんでいる。

 イレギュラーなシーズンにも冷静だ。春季リーグ戦は1回戦総当たり制で8月中旬に開催予定。「根本的な体力ってところが一番大事」と酷暑での戦いに備え、スタミナをつけながら仕上げていく。

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