早大が全体練習再開 今秋ドラフト候補・早川は自粛期間にボール触らず調整法追求

 東京六大学野球リーグの早大が9日、東京・西東京市の同大学グラウンドで全体練習を再開した。今秋ドラフト候補・早川隆久投手(4年・木更津総合)は3月27日からの活動自粛後も、寮へ残って自主練習。「お互いを高め合える環境」と“3密”に配慮しながら仲間とともに調整を進めた。

 4~5月中旬ほどはボールにほとんど触れず、基本や体作りに励んだ。80~100メートルの短距離、300~600メートルの中距離、7000メートルの長距離を1日ごと繰り返すなど徹底的に走り込み。「体の出力っていうのは上がったかなと自分は感じていて。軸足の蹴りとかの方が強くなっていたりした」と投球にも変化を実感する。

 約2カ月の間は自分の体を改めて知る期間にもなった。朝、昼、夕方にそれぞれでトレーニングに取り組み、「やっぱりお昼ぐらいが一番動きやすいっていうのがわかった」と早川。春季リーグ戦は8月開催と異例のシーズンだが、調整の引き出しを増やした左腕は自粛期間を追い風へと変えてみせる。

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