楽天・涌井4回無失点 ローテ当確、三木監督も称賛
「練習試合、西武1-1楽天」(10日、メットライフドーム)
楽天・涌井が安定感あふれる投球で視界良好だ。6月の練習試合で2試合目の登板は「打者の反応を見て、割と手応えのある球もあったので良かった」と西武の強力打線を相手に、4回を2安打無失点に抑える内容だった。
初回2死で森を147キロの直球で空振り三振に取るなど球威も抜群。変化球の制球も安定していた。それでも「(手応えのあった)3球以外も合格ラインに達しているが、納得できる球ではない」と向上心は尽きない。
三木監督も「非常に強い球もあった。素晴らしかった」とローテ当確の右腕を称賛。次回の2軍戦登板を経てシーズンへ向かう。「チームの優勝に貢献しつつ、自分の成績も求めていきたい」と涌井。揺るぎない自信を込めた言葉が頼もしく響いた。