ソフトバンク 対外戦初アベック弾!バレ待望一発!柳田バックスクリーンへ
「練習試合、ソフトバンク5-10オリックス」(11日、ペイペイドーム)
ソフトバンクは公式戦を間近に控え、今年の打線の顔が初のアベックアーチだ。まずは3番・柳田。八回2死から141キロの直球を捉えて、豪快にバックスクリーンへ放り込んだ。「感触も良かったし、良いスイングで打てた」と笑みをこぼした。
負けじと4番も続いた。バレンティンは真ん中低めのカットボールを強振。打球は左翼席の中段にまで達した。ベンチで汗を拭っていた柳田が、思わず叫びながら立ち上がって両手を上げるほどの一打に「リラックスして打席に入れた」と喜んだ。
驚異のパワーを示したそろい踏み。柳田が「公式戦が始まっても、ココさん(バレンティン)とアベック弾がたくさん打てればいい」と言えば、バレンティンも「自分の前に結果を残す最強打者がいる。結果を残したいという気持ちが増すし、連発はモチベーションにつながる。目の前で本塁打が出るとうれしい。続けてほしい」。再開後の練習試合全9試合で3、4番を組む“相棒”をたたえた。