中日・吉見がローテ当確 強風の中4回0封
「練習試合、ロッテ1-0中日」(ZOZOマリンスタジアム)
ZOZOマリン特有の強風に雨が交じる。球場の風速計は最大17メートルを計測。中日・吉見は帽子を4度も飛ばされ、投球時にバランスを崩すこともあった。そんな悪条件にも「僕だけじゃないので…」と言い訳はなし。自らの力で開幕ローテに当確ランプを点灯させた。
「なんとか粘り強くアピールできたと思います。何回も(走者が)得点圏にいきましたけど、ゼロに抑えられたのは次につながりますし、自信にもなると思います」
二回2死一、三塁、三回2死満塁のピンチをいずれも三振で切り抜けた。堂々の4回零封。「開幕ローテがゴールと思っている人はいないと思う。1年間やって最後に笑って終わりたい。昨年の苦い経験を今年返したいと思います」。胸に刻む雪辱の2文字。逆襲のシーズンが幕を開ける。