日本ハム・中田 止まらん7戦連続打点「ここまで来たらいいスタートを」

 「練習試合、ヤクルト1-3日本ハム」(11日、神宮球場)

 勢いが止まらない。日本ハム・中田がまたもや主軸の役割を果たした。初回1死二、三塁で、スアレスのスライダーを左翼線へ運ぶ2点適時二塁打。練習試合再開後、出場全7試合で打点を継続だ。

 「間合いだったり、タイミングの取り方は、一歩ずつですけど良くはなってきている」。沖縄キャンプや3月の試合の時に語った「レベチ(レベルが違う)」の感覚まで至っていないが、「(好調を)継続していけたらいいかなと思います」と手応えは感じていた。

 今年は自主トレで「今までにないくらい打点を残したい」と宣言。その言葉通り6月は7戦連続、計11打点を記録している。でも、手柄は誇らない。この日挙げた2打点も先の打順だった杉谷と近藤が出塁したくれたからこそ。心にあるのは感謝の思いだ。

 そんな中田に栗山監督も「集中力を持ってやってくれている」と信頼する。練習試合は残り3試合。「ここまで来たからには、いいスタートをしたい」。主砲の目は開幕後をしっかり見据えていた。

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