ヤクルト高津監督「質も量も全て劣っている」練習試合12球団最下位…2勝7敗2分け
「練習試合、ヤクルト2-9楽天」(14日、神宮球場)
ヤクルトの高津臣吾監督(51)が、静かに現在のチーム状況を受け止めた。
開幕前に用意された、2週間の練習試合がこの日で終了。昨季の最下位からの巻き返しを狙うヤクルトは、2勝7敗2分けで勝率・222。12球団通じての最下位に沈んだ。この結果を受けて、指揮官は「今日の試合を見ても、質も量も全て劣っている。チームは今、成長していこうと頑張っている過程ではあるけれど、開幕すればそんな甘いことは言ってられない」と話した。
投手再建をテーマに始まった高津新体制1年目。それでもこの日は先発した小川が、2回2/3を6失点と不安を残した。ベンチから見つめた高津監督は「2月3月のオープン戦は状態がよかったんだけどね」と切り出し、「今はスピードもコントロールもよくない。攻める気持ちが少なくなっている」と修正を願った。