コロナから回復の梨田昌孝氏、順位予想を披露 セはDeNA優勝、阪神2位
新型コロナウイルス感染から回復した野球評論家の梨田昌孝氏(66)が14日、NHK「サンデースポーツ」にリモート出演した。体調回復を報告するとともに、開幕を直前に控えたプロ野球の順位予想を行った。
梨田氏は「ご心配をおかけしました」と切り出し、「すごくいいですね。リハビリも順調に来ています」と現在の体調を報告。3月31日から50日間の入院を経て、一時は体重が15キロ減ったというが「少しずつ戻ってきています」と穏やかな表情で話した。
そして開幕を5日後に控えたプロ野球の順位予想を披露した。「野球が始まり、楽しく見るためには順位予想も楽しくしよう」と、優勝チームはセ・リーグがDeNA、パ・リーグが楽天という大胆なもの。2位以下はセが阪神、巨人、広島、中日、ヤクルト。パは西武、ソフトバンク、ロッテ、オリックス、日本ハムと予想した。
セについて「DeNAはラミレス監督の采配もおもしろいですし、実績もある。ロペス、ソト、オースティンに宮崎、佐野選手もいる。打つ方は相当得点力上がりますよ。巨人はサンチェスが良くない。山口選手の穴を埋められないのでは」と分析した。2位の阪神を「(今季は)外国人を5人登録できる。矢野監督がうまく使えれば、ひょっとすれば優勝も狙うことができる」と評価したが、「(退団した)ジョンソンの穴は非常に大きい」とセットアッパーへの不安を指摘した。
また、スタジオ出演した元巨人の高橋尚成氏はセが巨人、阪神、DeNA、広島、ヤクルト、中日。パをソフトバンク、ロッテ、オリックス、西武、日本ハム、楽天と予想した。