オリックス・山本、49キロ緩急差で翻弄 初回3失点も「状態は100に近い」
「練習試合、オリックス3-3阪神」(14日、京セラドーム大阪)
MAX153キロの速球に104キロのスローカーブ。2020年のオリックス・山本由伸はその差49キロの緩急で翻弄(ほんろう)する。
開幕前最後の調整登板はまさかの乱調だった。初回、いきなり糸井に四球。1死後、マルテに先制打、ボーア四球を挟んで福留にも二塁打など3点を失った。ただ、そこで終わらないのが山本だ。二回以降は立ち直り、追加点を許さなかった。五回には近本の初球にスローカーブでカウントを稼ぐと、最後は142キロのフォークで空振り三振に仕留めた。
「立ち上がりにフォームが崩れてしまい、制球が安定しなかった。左打者が並んでいたので、体が一塁側に流れてしまって、簡単に言えば体が開き、制球ができませんでした。イメージミスなので修正したい」
西村監督も「いつもの由伸(山本)ではなかった。初回の3点で抑えてくれたし、来週の日曜日はしっかり投げてくれるでしょう」と開幕第3戦、21日・楽天戦の先発を明言し、全幅の信頼を寄せた。
山岡から左腕・田嶋、そして山本。開幕から3本柱を投入する勝負手。もちろん山本も指揮官の期待に応えるつもりだ。「状態は100に近いと思います。体と心を万全な状態にして持っていくことが大事。良い1週間を過ごしたいです」。サンデー由伸がいよいよ異次元投球を披露する。
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