楽天・オコエ 差別で苦しんだ半生…同じ境遇の人たちへエール「少しでも励みに」
楽天・オコエ瑠偉外野手(22)が15日深夜、自身のツイッターを更新。幼いときから周囲と肌の色が違うことで苦しんできたことなどを明かし、「おんなじ境遇の人、またその両親の少しでも励みになれば(原文のまま)」とエールを送った。
保育園で触れた「醜いアヒルの子」の絵本がきっかけとなり周囲との違いに気付いた。親の似顔絵を描くときに茶色のクレヨンで肌を塗って笑われたこともあり「毎日が辛すぎた」と自殺も考えるなど追い詰められた時期もあった。野球を始めてからも先輩たちに「甲子園には黒人は出るな」などと心ない言葉を掛けられることもあったという。
米国の白人警官による黒人男性暴行死に対する抗議活動が活発になっており、オコエのつぶやきもその関連とみられる。