ヤクルト高津監督、4番村上指名「よっぽどのことがない限り外さない」守護神は石山
ヤクルトの高津臣吾監督(51)が18日、翌日へと迫った開幕に向け、改めて意気込みを語った。開幕オーダーはあえて明かさなかったが、開幕マウンドには以前から公言しているとおり石川が上がり、4番には村上、守護神には復活を目指す石山を抜てきした。
開幕前日練習では、選手たちの活気あふれる声が飛び交っていた。指揮官は「まだ興奮とかはないですね」と照れ笑い。それでも「当日の朝になったら違う心境でしょうし」と続けた。新体制1年目を占う打線の核・4番には改めて村上を指名。球団最年少での4番を任せることを決め、「よっぽどのことがない限り外さない」と心中する覚悟を示した。
また高津監督が現役時代に286セーブを築き上げてきた、9回のマウンドには石山を送り出す。この日の練習で本人にも通達されたといい、18年に35セーブを挙げた男が指揮官からの期待に応える。
開幕オーダーについては「もう決めています」とニヤリ。「明日選手たちに直接伝えたい」と開幕当日に“サプライズ通達”される予定。中日の開幕投手・大野雄についても、好投手であることを理解した上で、「いい投手だから負けましたではプロとして恥ずかしい」と闘志を燃やした。