「練習試合、常総学院０－０関東第一」（１８日、常総学院グラウンド）

　プロ注目右腕の常総学院・菊地竜雅投手と一條力真投手（ともに３年）が昨夏の甲子園で８強入りした強豪・関東第一を相手に無失点リレーを披露した。

　先発した最速１５０キロを誇る菊地は「相手が真っすぐの張りをしていた」とカーブやカットボール主体で攻めた。しかし、要所ではこの日最速１４４キロを計測した速球で４回２奪三振。後を受けた１８９センチと長身の一條も「角度を生かして」とフォークを武器に３回を被安打１に封じた。

　コロナ禍で５月１８日まで活動を停止していたが、佐々木力監督は「ピッチャーは意外と状態がいい」と２本柱の仕上がりには心配していない。ともに進学希望ながら、この日も阪神など３球団が視察に訪れた。約１カ月後に迫る今夏の県独自大会でもＷエースで頂点を狙う。