桑田氏、野球人生一番の思い出は「10・8」
野球解説者の桑田真澄氏(52)が21日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」にリモート出演した。桑田氏は同番組初出演。司会の関口宏(76)の「とっくに出ていただいてるかと思いましたが、いやだったんですか」という洗礼に、あわてて「そんなことはありません。楽しみにしてました」と苦笑いだった。
初出演ということで、桑田氏の紹介VTRも流された。一番の思い出を聞かれた桑田氏は「10・8というね。最後勝った方が優勝というね。あれが最高の試合でした」と明かした。「10・8」とは、1994年10月8日、ナゴヤ球場で行われた「中日対巨人」戦のこと。同率首位で並んだ2チームが直接対決し、巨人が勝利して優勝を飾った。桑田氏は7回裏から登板し、胴上げ投手となっていた。
また、この日、リモートでの共演となった張本勲氏(79)は、桑田氏について「野手で言えば完璧な選手、三拍子そろった。ピッチングも真っすぐも速いし、変化球も弱い球がない。守備はうまい、しかもバッティングもいい。完璧な投手だったと思います」と絶賛していた。