プロ野球、有観客でのアルコール販売自粛を再検討 斉藤コミッショナー「状況が違う」
日本野球機構(NPB)は22日、臨時12球団代表者会議を開催。午前中に行われたJリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」で7月10日以降の有観客での開催を目指す方針を固めたことを確認。今後に向けての課題などを話し合った。
これまでは球場内のアルコールの販売を自粛する方針だったが、これを再検討する。斉藤惇コミッショナーは、「4月の時点では全国において飲食店、ナイトクラブとかにおけるお酒のサービスを極力抑える、やらないでほしいという要請というかそれが当然という雰囲気でしたが、いまは全国、カラオケもホストクラブもお酒も出してサービスするとなっている、ちょっと状況が違う」と見解を述べた。
「宿題になっちゃいましたが先生方にご検討をお願いしました。返事が来ましたら対応したい。売り方も決めていきたい」と話し、「新型コロナウイルス対策連絡会議」専門家チームの意見を踏まえ検討していく。
また、「基本的なお客さんの応援の方法はジェット風船は飛ばさない、大声を出さない、トランペット吹かない」と説明した。