巨人・戸郷 OB桑田氏のエース道継承だ「コントロール抜群、近づけるように」
23日・広島戦(東京ドーム)に先発予定の巨人・戸郷翔征投手(20)が22日、球団OBでプロ通算173勝の野球評論家・桑田真澄氏を目標に設定した。
球団で高卒2年目での開幕ローテ入りは1987年の同氏以来33年ぶり。戸郷は「巨人軍の偉大な代表的な投手。コントロールが抜群で、少しでも近づけるようにやりたい」とエース道を継承する覚悟を示した。
桑田氏はプロ2年目の初登板となった4月14日・ヤクルト戦(神宮)で完投勝利を飾り、最終的にシーズン15勝を挙げてリーグ優勝に貢献。沢村賞に輝くなど、開幕ローテ入りから一気に飛躍した。戸郷にも大先輩と同じような期待がかかる。
まずは5年連続負け越し中の難敵・広島を封じ込め、12球団唯一の開幕カード3連勝と勢いに乗るチームにさらなる推進力を与える。「自分の投球をして勝ちにこだわりたい。初戦を大事にして、しっかりと1年間ローテーションを守れるようにしたい」と誓った。