巨人・炭谷 小林の分まで…戸郷ら投手陣を好リード「初回から全力で来いと」

 「巨人3-2広島」(23日、東京ドーム)

 巨人の炭谷は「8番・捕手」でスタメンに名を連ね、フル出場。守備では戸郷ら投手陣を2失点にまとめ、打撃でも3打数1安打。この日、左尺骨骨折の診断受け、登録抹消された小林の穴を感じさせない活躍を見せた。

 先発の戸郷を6回2/34安打2失点で今季初白星に導く好リード。「初回から全力で来いと言っていました。初回から約束通り全力で投げ込んでくれましたし、ナイスピッチングだったと思います」と好投をたたえた。

 打撃ではいぶし銀の活躍を見せた。五回、先発・ジョンソンに対して14球粘った末の左前打。「いや、それは特に触れなくていいですよ」と謙遜したが、後続の北村が適時二塁打を放ち勝ち越し。その後も三者連続四球で1点を追加し、それまで好投していたジョンソンのピッチングに大きな影響を与えた。

 開幕4連勝で勢いづくチームを選手会会長が引っ張る。

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