オリックス・T-岡田 復活のろし弾!超攻撃型1番魅せた!
「ロッテ6-4オリックス」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
結果的に空砲に終わった。オリックスは連敗で単独最下位に転落。それでもT-岡田に悲壮感はない。「次は勝てるように」。一時は逆転の1号3ラン。昨年5月10日の楽天戦以来、411日ぶりのアーチは復活への合図だ。
会心の一発ではない。左翼から右翼方向へ吹いた幕張の風を利用した。2点を追う二回2死一、二塁。T-岡田が、ロッテ先発・小島の内角直球を捉えた打球は右翼席への3ランとなった。「ライトフライかと思ったんですが風に乗った」。今季は開幕から5戦連続で1番を任され打線をけん引している。
「切り替えて」とT-岡田は力を込めた。昨年はわずか1本塁打。これからチームが浮上するための一発を量産する。(折原良輔)